床の複合材と無垢材に違いはある?それぞれ比較してご紹介します!

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床材の種類としてよく知られているものでは「集成材」と「無垢材」があります。
ただ、これらの違いについてはあまり知られていません。
そこで今回は、集成材と無垢材に違いはあるのかを比較してご紹介します。
ぜひお役立てください。

□無垢材と集成材の特徴

それぞれの違いをご紹介する前に、まず特徴をご紹介します。

*無垢材

無垢材とは、伐採した木をそのまま加工し、切り出した木材のことを指します。
無垢材は調湿性に優れており、部屋の湿度が低い場合は水分を吐き出し、湿度が高い時は水分を吸い取ります。
そのため、お部屋の湿度が一定になりやすいというメリットがあります。

一方でこれはデメリットでもあります。
この調湿機能を果たす上で、木材に含まれる水分量が変化するため、膨張したり収縮したりします。
そのため、フローリングに無垢材を使用した場合は、少し盛り上がったり隙間があいたりすることがあります。

*集成材

集成材とは、小さな角材や薄い板材などを加工してつなぎ合わせたものになります。
無垢材よりも厚みや幅などを自由に変更しやすいため、幅広いデザインが実現できます。

ただ、集成材を加工する上では接着剤を使用します。
この接着剤がシックハウス症候群を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

□それぞれの違いを比較

先ほどは、無垢材と集成材の特徴についてご紹介しました。
ここからは、それぞれの違いについて解説します。

1つ目は見た目です。
無垢材と集成材では見た目が異なります。
無垢材は、天然の素材そのものであるため、ひとつひとつにオリジナルの木目があります。

また、見た目も無垢材では経年で変化し味わいのある色味になっていきます。
集成材は見た目が変化することがあまりなく、均一であることが特徴です。

2つ目は扱いやすさです。
集成材は扱いやすいように加工されているため、品質が安定しています。
一方で、無垢材は天然の状態であるため、扱いになれていないとうまく建物に取り込めません。

3つ目は柔らかさです。
無垢材は木材がもつ柔らかさをそのまま持っています。
比較して、集成材は加工を施しているため、やや硬くなる傾向にあります。

□まとめ

今回は、集成材と無垢材に違いはあるのかを比較してご紹介しました。
集成材と無垢材には今回ご紹介したような違いがあります。
当社では、適材適所素材をご提案させていただきます。
家づくりにお悩みの際は、ぜひ一度当社にご相談ください。