無垢材フローリングと合板フローリングの違いとは?それぞれのメリットも併せて解説!

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家づくりをお考えの方で床材にどのような素材を使うか、迷っている方は多いでしょう。
多くの方は無垢材にするのか、合板にするのかでお悩みになります。
そこでこの記事では、無垢材フローリングと合板フローリングの違いとそれぞれのメリットを紹介します。

□無垢材フローリングと合板フローリングの違いとは?

無垢材とは、天然木から切り出した丸太を1枚の板に加工した自然素材のことです。
無垢フローリングの素材には、オークやローズウッドだけではなく、スギやヒノキなど、様々な種類があります。

一方で合板フローリングとは、複数の板を接着剤を使って張り合わせる床材のことを言います。
複合フローリングと呼ばれていることからも、なんとなく理解できます。
重ねた合板の表面には、プリントシートのような化粧材や、天然木をスライスした突き板を貼り付けています。

突き板の厚さは0.3ミリメートルから3ミリメートル程度で、合板を貼り合わせて12ミリメートルから15ミリメートルになるのが一般的です。
ものによっては、天然木の自然な木目が活かされていて、無垢材と見分けがつかないこともあります。

□無垢材フローリングと合板フローリングそれぞれのメリットを紹介!

無垢材フローリングと合板フローリングの違いをわかっていただけたでしょうか。
では、ここからはそれぞれのメリットについて解説していきます。

まずは、無垢材フローリングからです。
これの最大のメリットの1つは、調湿作用です。
無垢材を室内に利用していると、湿度を自動で調節してもらえます。
湿度が低ければ湿気を放出し、湿度が高ければ湿気を吸収するという性質を持っているからです。

また、耐久性が非常に高いこともメリットとして挙げられます。
自然素材の耐久性は他の素材に比べて高く、例え傷が出来たとしても修復しやすいので貼り替えなどのメンテナンスはほとんど無いでしょう。
実際に法隆寺のような木造建築は1300年経過した今でも現存しています。

次は、合板フローリングです。
合板フローリングのメリットは、清掃が楽であることです。

特に子育て世帯では、幼いお子様が食べこぼしをしてしまうのはよくあることでしょう。
合板フローリングは、水を吸わないようなコーティングがなされているものが多いため、食べこぼしても掃除が非常に楽です。
また、大量生産されていることによって、安い値段で取り入れられます。

□まとめ

無垢材フローリングと合板フローリングの違い、またそれぞれのメリットについて知っていただけたでしょうか。
今回はメリットだけを紹介しましたが、当然デメリットもあります。
それぞれの側面を考慮してどちらにするのかを決めてくださいね。


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