年収500万であれば住宅ローンはどのくらい?目安を紹介します!

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「自分の年収であればどのくらいの住宅ローンが組めるのだろうか」
このような疑問をお持ちの方は少なくありません。
そこで今回は年収が500万円ほどの方に向けて住宅ローンの目安をご紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□年収500万円ならどのくらいのローンが組めるか

皆さまご存知かとは思いますが、年収500万円の方の手取りは約380万円から400万円程度と言われています。
手取り額が380万円であれば12カ月で割ると1か月約32万円程度の収入となります。

これを踏まえて年収500万円の人が借りられる住宅ローンの金額を考えていきます。
まず、住宅ローンが借りられる目安として「返済負担率」があります。
これは月々の収入に対してどの程度の返済額なら返せるのかを考える指標になります。

年収によって負担率は変わってきます。
ただ、住宅金融支援機構フラット35で示されている目安としては世帯年収500万円の負担率は35パーセント以下となっています。
つまり、年間175万円、月に14.5万円までなら返済可能であるという計算になります。
金利が1パーセントで35年間、元利均等返済でローンを組むと考えると、だいたい5100万円程度の資金が借りられることになります。

しかしながら、35パーセントの返済負担率で借りるのはあまりおすすめできません。
なぜなら、ギリギリでローンを組んでしまうと、老後の資金や教育費、医療費などの今後必要となるお金を準備できなくなるからです。
それゆえに、年収500万円の方の平均的な負担率は約22パーセントで、年間111万円、月々9万円ほどのローンを組まれています。

□住宅ローンの目安を考える方法

先ほどは年収500万円の方のローンの目安をご紹介しました。
ここからは住宅ローンを考えるための方法をご紹介します。

1つ目は借り入れが年収の5倍から6倍以内になっているかということです。
無理なく返済するための住宅ローンは年収の5倍から6倍までと言われています。
つまり、年収500万円の方は多くても3000万円までに抑えておくことをおすすめします。

2つ目は自己資金がどのくらいあるかです。
自己資金に余裕があれば頭金を支払えるため、ローンの借り入れは少なく済みます。

3つ目は返済負担率です。
先ほどもご紹介しましたが、返済負担率とは年収からローンの返済に回すお金の割合のことを指します。
一般的に生活に支障がでないように返済できる負担率は20パーセントから25パーセントと考えられています。
家を購入される多くの方がこの範囲の中でローンを組まれています。

借り入れ限度額からローンを考えると借りすぎて返済が苦しくなってしまうことがあります。
そのため、この返済負担率を目安にしながらどの程度借り入れをするかを決めていくようにしましょう。

□まとめ

今回は年収500万であれば住宅ローンはどのくらいの金額を借り入れるのか、その目安について紹介しました。
お金は借りすぎてしまうと、家に住み始めてからの生活が苦しくなります。
無理なく生活していくためにも、今回ご紹介した内容はぜひ参考にしてみてくださいね。