農地転用して宅地にする際にかかる『費用』についてご説明します!

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「農地転用を申請するにはどのくらいの費用がかかるのだろうか」
このような疑問をお持ちの方は多いです。
初めて農地転用をされる場合は、どのくらいの費用がかかるのか予想が難しいですよね。
そこで今回は、農地転用して宅地にする際の費用についてご説明します。

□農地転用にかかる費用

転用そのものには費用はかかりませんが、申請に必要な書類を用意するために費用がかかってきます。
そこでここでは、費用がかかるものをいくつかご紹介します。

1つ目にかかる費用は土地の登記事項証明書の発行です。
交付手数料に1通600円の費用が必要となります。
オンライン申請手数料は郵送の場合は500円、窓口受け取りの場合は480円となっています。

2つ目は土地の位置を示す地図です。
申請を行う際には土地の位置がわかる地図が必要になります。
都市計画図や農業振興地域区域図などを取得する場合は、市役所で数百円の手数料がかかります。

3つ目は地区除外申請書や土地改良区の意見書です。
申請する農地が土地改良区内にある場合はこれらが必要になります。
これらの手続きを専門家に代行していただいた場合は数千円から1万円程度の費用が必要となります。

□費用を抑えるために考えておきたいこと

先ほどは農地転用の費用についてご紹介しました。
ここからは費用を抑えるために考えておきたいことをご紹介します。

1つ目は各種手続きを自分で行うことです。
農地から宅地に転用するためには、農業委員会への許可申請を行う必要があります。
これらの手続きを速やかに済ませるためには、土地家屋調査士や行政書士などに相談されることをおすすめします。

ただ、専門家に依頼すると、その分費用はかかってしまうことになります。
そのため、自分で出来る範囲内のことを行ってみたり、もしやる気と時間があるのであれば、自力で申請できる場合は依頼せずに手続きを進めていくことで、費用を抑えられます。

2つ目は速やかに住宅を建設することです。
農地を宅地に転用すると、その後の固定資産税が高くなってしまいます。
しかしながら、家を建てることで、土地の固定資産税を最大6分の1まで抑えることが可能です。
固定資産税の負担を抑えたい方はなるべく早く家を建てることをおすすめします。

□まとめ

今回は、農地転用して宅地にする際にかかる費用についてご紹介しました。
農地を宅地にした場合は、なるべく早く家を建てられることをおすすめします。

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