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ちょっとしたギャラリー

『カムカムアート展』
レポート


本ギャラリーは、カムくんの作品を通して来場者様が「描かなくなってしまった絵を、また描き始めたい」と、前を向けるきっかけとなったり、「好き」や「得意」をまっすぐに伸ばしていくことの素晴らしさを改めて感じられる空間となりました。
また、作家の皆さんとの出会いも新たな刺激となり、アートや人の力を強く実感する貴重な機会ともなりました。
期間中には中日新聞社様やキャッチネットワーク様に取り上げていただき、大変多くの方に関心をお寄せいただきました。


会場へ足を運んでいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 
 
 
 
 

ちょっとしたギャラリー
「ちょっとしたギャラリー」は
ナルセノイエのモデルハウスのちょっとしたスペースで
「作家さんの愛と個性のある作品を通じて ”モノづくりの感性と触れ合う”」
を目的としたギャラリーです。
 
通常、個展や作品展などのギャラリーは、
美術館や博物館、施設のホールなどで開催されますが、
「おうち空間でくつろいで見れるギャラリー」です。
「ちょっとしたギャラリー」は
ナルセノイエのモデルハウスの
ちょっとしたスペースで
「作家さんの愛と個性のある作品を通じて
”モノづくりの感性と触れ合う”」
ことを目的としたギャラリーです。

通常、個展や作品展などのギャラリーは、
美術館や博物館、施設のホールなどで開催されますが、
「おうち空間でくつろいで見れるギャラリー」です。
作家 森 駿介(カムモスキート)通称:カムくん 
 

2006年愛知県安城市生まれ。

幼児期にASD (自閉スペクトラム症)と診断される。

 
小学2年生の頃に担任の先生から絵を褒めていただき、それから絵を描くようになる。
図鑑が大好きで蚊が血を吸う写真にを見てオリジナルの蚊(カム)を描くようになりました。

そこから沢山のオリジナルキャラクターをあみ出し、現在は1000体のオリジナルキャラクターをノートに書きためています。

彼の感性で画材は選ばれ、ボールペン画、油絵、アクリル画、水彩画、立体的なモノ、と枠にとらわれずに幅広い。
 
「僕の絵を見てくれた人達が幸せな気持ちになってくれる事」と願い活動中です。

作家さんのお母様 森 喜惠様から

展示会を通して観に来て下さる方にお伝えしたい事

駿介のような外見だけではわからない発達障害、自閉症スペクトラムと言われる子供達、学校生活や普段の生活の中で人一倍繊細な心を持ち、 上手く自分の事を伝えられずにそれが原因で誤解されてしまって傷つき、学校に行けなくなってしまったり、心の病気になってしまう子がいます。

そんな現状をたくさんの人に知ってもらって、そんな子供達を理解してくれて、手を差し伸べてくれる大人達を増やしたいと思っていて、そしてその子供達のお母さん、お父さんも傷つき、悩んでいるという事をこの活動を通して伝えたいと思っています。

・叱ったり否定せずに受け止めてあげる。
・出来ない事を無理やりさせるよりも出来る事、好きな事をのばしてあげる事。

子供の光る部分を一緒に探して見つけてくれる先生や大人達に出会う事が大切で、良いところを褒めてもらえる事がその子のこれからの明るい人生に繋がるという事を駿介の絵を通じてたくさんの人に知ってもらいたいです。

実際、駿介はまわりの方々に理解していただき、手を差し伸べてもらえたからこそ今があるのだと私は思っています。

その想いと感謝の気持ちを私自信の体験としてあらゆる方々に理解の輪をひろげ、理解してくださる方々、これから理解しようとしてくださる方々に応援していただきたいと思っています。

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