パントリーの間取りにおける失敗例とは?対策についてもご紹介します!

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家を建てる際の間取りを考える中で、調理の効率性を向上させる「パントリー」について耳にすることがあります。
調理を非常にスムーズにするパントリーですが、設置場所を誤ると、かえって調理の進行を妨げる恐れがあるのです。
そこで今回は、パントリーを導入する際の間取りの失敗例と導入時の注意点について紹介します。

□パントリーの間取りの主な失敗

・湿気がこもりやすい
食品や調理器具を入れる場所であるパントリーは、湿気のこもりやすさから、臭いや衛生面の問題を抱えやすいのです。
そのため、湿気対策として換気扇の設置を検討しましょう。
また、湿気がこもらないように、温度差の大きい場所やシンク付近の場所を避けるようにすることも大切です。

・動線と合わない
人が家事を進める際の通り道を「動線」と呼び、パントリーによって調理時の動線が阻害される恐れもあります。
調理しながら食品を取り出しやすさや、調理後の片づけやすさの観点から動線を考え、最も望ましい位置にパントリーを導入するようにしましょう。

・電源の有無
パントリー導入の際には、コンセントの位置にも気を配りましょう。
コンセントのないパントリーは、電気を使用する調理器具の収納に不向きです。
コンセントがパントリーの近くに設置されていることで、調理器具の収納だけでなく、掃除機を使用したパントリー内の清掃も可能です。

・玄関との距離
玄関との距離を考慮する必要もあります。
パントリーが玄関から離れていると、食品を多く購入して家に帰った際にパントリーまで運ぶのが負担になります。
パントリーと玄関の位置を近くすることで、素早くパントリーへ食品を運べるのです。

□パントリー導入における注意点

*奥行きを考える

パントリー内の棚の奥行きを変更することで、多くの食品や調理器具を収納できます。
奥行きがあまりない棚には小さなものを、奥行きが十分にある棚には大きい調理器具を収納する形で実践すると、パントリーのスペースを効率よく活用できるのです。

*可動式にする

パントリーにおいては、収納するものの大きさや重さがさまざまである点から、可動式の棚が選ばれる傾向にあります。
自分の使いやすさに応じて収納位置を変えられる点においても、利便性に富んでいると言えます。

□まとめ

今回は、パントリー導入における失敗例と導入時の注意点についてご紹介しました。
パントリーは他の設備とのバランスを考えて導入することで、家事の効率性を向上させます。
入居後に生活するイメージをしっかり持ちながら、パントリー導入を計画しましょう。