家を建てる際のコンセントの位置は?決め方についてご紹介します!

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家を建てる際には、具体的な家具や間取りについて自分の希望通りの図面を作成する段階があります。
実は、図面作成と同時に、適切なコンセントの位置について考えることが求められます。
コンセントの配置は非常に重要であり、入居後の生活の利便性に大きく関わるのです。
今回は、図面作成におけるコンセントの位置の決め方と注意点について紹介します。

□コンセントの位置の決め方とは?

コンセントの配置に失敗しないためには、さまざまな事情を考慮することが必要です。
ここでは、失敗しないためのコンセント配置のポイントについて紹介します。

*家具の間取りとバランスを考える

部屋を実際に見に行く前の図面の段階で、家具の配置とのバランスを考えます。
まずは図面において家具の配置を決定し、家具との関係で扱いやすいコンセントの位置を決めましょう。

*掃除機の使いやすさを考える

実際の生活においては、掃除機を使って室内を隅々まで清掃する必要があります。
不便な位置にコンセントが設置されて掃除機が届かなくなってしまう事態にならないように、実際に掃除機の使用をイメージしながらコンセントを配置しましょう。

*家電製品や電子機器の場所を決める

コンセントをつなげることが必須である家電製品や電子機器の場所を把握した上で、コンセントの位置を考えます。
コンセントの場所はもちろん、数にも考慮しなければ、キッチンといった家電製品が必要である場所で不便を感じ、火災の危険性が大きいタコ足配線になってしまいます。
インターネットをはじめとした電子機器の場合は、機器自体だけでなくWi-Fi環境を整えるための機器の種類や数にも気を配りましょう。

□コンセントの位置を考える際の注意点

・水が飛ばないようにする
水を扱うキッチンや洗面所においては、コンセントに水がかからないようにすることが大切です。
水がかかってしまうとショートが起こり、火災の危険性が高まります。

・電気鍋用のコンセントは床に設置する
食事中に使う電気鍋といった電化製品のコンセントは、テーブル下の床に設置しましょう。
壁にあるコンセントに直接つなぐと、足が引っかかって事故につながってしまいます。

・電気の消費量の多い家電には専用コンセントをつける
エアコンや炊飯器、乾燥器といった電気容量の大きい家電には、専用のコンセントを設置します。
他の家電とともに使うことで、ブレーカーが落ちやすくなるためです。

□まとめ

今回は、家を建てる際のコンセントの配置について注意点とともにご紹介しました。
図面の段階から考える必要があるため、決め方のポイントを抑えながら、生活イメージを広げることが大切です。
快適な暮らしを実現するためにも、具体的な配置については施工担当者の方との密な対話を進めるようにしましょう。