結露のしない家を実現するためには?ポイントをご紹介します!

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「結露が発生しにくい家に住みたい」
冬の寒さが厳しい近年、このようなお考えをお持ちの方は少なくありません。
ただ、結露が発生しないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。

今回は、結露のしない家を実現するためのポイントをご紹介します。

マニアックな話になってしまいますので

興味ないかたはスルーしてください(笑)

□結露の原因

結露の原因はとても科学的です。

結露する条件が揃えば結露し、結露する条件にならなければ結露しません。

とても当たり前のことを書いてしっまってますが、これがとても重要なのです。

結露は「なんとなく」や「勘」で発生しないので、「結露する条件は何か」を知っておくかが重要なポイントになります。

結露の原因は1つ。「露点になるかどうか」です。

「温度差があるから結露する」とよく聞きますが、これも正確ではありません。

温度差があっても露点にならなければ結露しませんし、温度差がなくても露点になれば結露します。

湿気が少なくても露点になれば結露しますし、高温でも露点になれば結露します。
湿気が多いだけでも結露するわけではありませんし、温度が冷えただけでも結露するわけではありません。

それほど「露点」というポイントが結露するかどうかの境目なのです。

※露点は、温度と湿度の関係で刻々と変化するので、この記事内では具体的な露点の温度は記載しないようにしています。具体的な数字に関しては、お問合せください。

□結露しない家づくりのポイント

先ほどは結露の原因である「露点」についてご紹介しました。
それらを踏まえた上で、ここからは結露しない家づくりのポイントについて詳しくご紹介します。

「結露しない家」というと「窓ガラスが結露しない家」と思い浮かべませんでしたか?

窓ガラスが結露すれば目に見えるのでわかりやすいのですが、露点になれば壁の表面も結露しますし、壁の中も結露します。これが「壁体内結露」です。

なので、「結露しない家」というのは窓ガラスに限らず壁の中や押し入れや物入れの中も結露しないようにしなければなりません。

結論をいうと、「結露しない家」をつくることはとても難しいです。

なぜかというと、日本には四季があり、冬の結露を止めても夏の結露が止まらなかったり

長雨が続いたり強烈な台風が発生したり火山の噴火で日照が確保できなかったり異常気象が起こったり。湿度の変化が不安定なので、結露の量を少なくすることはできても

完璧に結露を止めることは難しいのです。

さらにいうと、実際には、結露しない事が本質ではありません。

結露が原因で木材が腐ってしまったり、カビが発生するのを止めるのが目的です。

その考え方の順番をご紹介したいと思います。

順序①(どんな家でもできることです)

まずは、「常時、室内の温度を上げておく」ことです。

露点にならないように、空気、壁の表面、壁の中の空気、壁の材料の裏側、窓ガラスの表面、窓の枠の表面などなど、冬なら暖房して、夏なら冷やしすぎないよう、露点にならないように温度を上げてください。

暖房したうえで、暖房費が抑えられるように日中は、なるべく太陽の恩恵を受けられると良いでしょう。

太陽が登る直前(冬至ではおおよそ朝7:00)が一番冷えるので

露点まで温度が下がらないように夜中でも暖房しておくことで結露が防げます。

「温度差があると結露するのではなく、温度差が無いと結露するので、もっと温度差をつくりましょう!ただし温度をあげるようにね!」

順序②

その次に、新築やリフォームでの工事が必要になってしまいますが「連続した防湿層を設ける」こと。

結露の関係でよく「性能の良い断熱材を使う」ということが挙げられますが、それよりも先に「連続した防湿層」を設けることを検討するのが良いでしょう。

なぜなら、「断熱材も露点になれば結露するから」です。

「結露すれば濡れる→濡れると断熱材の断熱力が落ちるて熱が伝わりやすくなる→温度が下がり露点になり結露する→断熱材が結露して濡れる→」

という負のスパイラルに陥らないために、湿気の流れをコントロールし、

断熱材やその他の部材が濡れにくくするために「連続した防湿層」が必要になります。

順序③

「家の外側に面する部分を熱の伝えにくい素材で構成する」

簡単に言うと、断熱性能を上げることです。

壁や屋根(天井)と床(基礎)そして窓で外部に接する部分の断熱性能を考えましょう。

順序④

「湿気を乾かす(逃がす)構造の構成」

どんな状況でも条件がそろえば結露するということは、結露することがあるのを前提に考えた方が良いとすれば、結露しても乾いてしまえばOKとなります。

空気中の湿気をゼロにすることは難しいので、湿気を乾かすか逃がすかすれば、木が腐ったりカビが生えることを抑えてくれますので、断熱材やその他の材料の外側で風通しを良くしたり、太陽熱で乾かしたりする構成で家づくりをしましょう。

□まとめ

今回は、結露のしない家を実現するためのポイントをご紹介しました。

マニアックな内容で、なるべく噛み砕いて書きましたが、専門用語も残ってしまいわかりずらくてすみませんでした。

まずは、
窓ガラスの結露を手っ取り早く防ぐためには、窓を温めること。

さらに家全体の結露を改善するにも、暖房は欠かせません。

その暖房にかかる費用をなるべく少なくする方法として、

太陽の恩恵など考えたパッシブデザインを取り入れて、防湿性や断熱性を高めたり、換気効率を高めたりと、家の性能を上げることをおすすめします。

この考え方は、設計者によって意見の分かれるところですが、

「結露しないように最善は尽くすけれども、たとえ結露したとしても、腐りやカビに影響が出ないようにする」という方が正しい選択ではないかと考えます。

住まいの目的は「住むかたの健康と幸せ」


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