長持ちする家を建てるにはどうすればいい?

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「家族のことを考えて長く住める家に住みたい」
マイホームの建築をお考えで、このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

今回は、長持ちする家の特徴と建てる方法についてご紹介します。
ぜひお役立てください。

□長持ちする家を建てる方法とは?

家が長持ちするかどうかは木の種類によって変わります。
この章ではどのような木を使えばいいのか、具体的に解説します。

日本で家を建てるときは、無垢の木が最適です。
外国産の木材は日本の気候に馴染むのに時間を要しやすい傾向にあります。
木材は、乾燥のさせ方や時間などの影響で、割れや反りなどが発生してしまうことがありますが、
気候に馴染むまでに時間がかかる外国産は、国産と比べてより割れや反りなど狂いが起きやすいとされています。

その理由は、日本の湿度の影響です。
日本で育った木材は、日本の風土に慣れ親しんでいるため、割れや反りが発生しないように調整しやすくなります。
この風土への適応能力ゆえに、安定した耐久性があり、日本の家づくりには日本の無垢材の方が良いと言われるのです。

次に、日本の風土に合う木材例をご紹介します。

例えば、ヒノキは建材としてよく使われます。
見た目や香りも良く、耐久性にも優れています。
世界最古の木造建築物である法隆寺もヒノキで作られています。

また、長さと耐久性に優れたスギの木もオススメの建材のひとつです。
スギは木目が細かく、年輪が均一で、優美な見た目と香りがあるため、桁材によく使われます。

他にもヒバは、虫に強い、腐りにくい、水に強いという特性から、土台材として使われることもあります。
ヒバには殺菌性のあるフノキチオールの含有量が多いため、シロアリ対策にも効果的です。

□長持ちしにくい家の特徴とは?

一つ目の特徴は、立地条件の悪さです。
どれだけ建物自体を地震に強く耐久性のある家にしても、立地条件が悪ければ長持ちさせるのは難しくなります。
そのため、そもそも安全な場所に建っているかを調べることが大切です。

具体的には、自然災害に遭いにくい場所かどうかを事前に確かめておくことが建物を長持ちさせる第一歩であると言えます。
また、地盤が軟弱ではない土地を選ぶことも大切です。
現在は水害や土砂災害のリスクを示したハザードマップ、地盤の強さを示した地質調査などの情報が公開されています。
自然災害のリスクのない場所かどうか事前に確認しておきましょう。

二つ目の特徴は、メンテナンスのしにくさです。
隣家との間隔があまりにも狭いと建物のメンテナンスが難しくなります。
例えば、外壁塗装をする際に間隔が狭いと足場を組みにくくなるので高所の修繕が行いにくくなります。
それ以外にも給湯器などの設備に不具合があったときの対応も難しくなります。

このようにメンテナンスがしにくかったり、必要な経費がとても高くなってしまったりすると建物の不具合のリスクにつながります。

三つ目は、間取りです。家自体が長持ちしても住む人の暮らし方が変わった時など間取りの変更がしにくい場合、建替えという選択肢が出てきます。これでは住み継いでいくことができなくて、長持ちとは言えなくなってしまいます。ライフスタイルの変化は起こると思って間取りの変化しやすいように設計者さんと相談してみてください。

□まとめ

今回の記事では、長持ちする家の特徴と建てる方法についてご紹介しました。
木の特性を知り、好みの素材を選ぶところから、家作りを始めてみましょう。

当社ではと環境に「ちょうどいい住まい」を提供しております。
マイホームの建築に関してお困りの際は、ぜひ当社までお問い合わせください。